おかずの歴史적변천

千年の時を経た食卓の進化

Section 2 of 512분で読める

1. 先史時代 — おかずの起源

韓半島における先史時代の農耕の痕跡は、新石器時代まで遡ります。穀物栽培が本格化する前は、主に貝類、魚、狩猟による肉、そして野生の山菜の採集が中心でした。この時期の食生活は熱を加えて毒素を取り除く単純なものでしたが、野菜や海産物を長期保存するために太陽光で乾燥させたり、土の中に埋めて天然の塩分を活用する保存法が開発されました。これが後に韓国のおかず文化の基礎となりました。

2. 三国・統一新羅時代 — 主食と副食の分離とおかずの誕生

三国時代に入り、稲作が広く普及し、鉄鍋が普及したことでご飯中心の主食体系が確立され、おかずの本格的な発達が始まりました。『三国史記』新羅本紀の神文王条(683年)には、王妃を迎える際の結納品として、醤(ジャン)、脯(ポ、乾燥肉)、塩辛(ヘ、醯)などが記録されています。これは、当時すでに発酵調味料である醤類や、肉・魚を乾燥させた脯、そして水産物を発酵させた塩辛類が上流階級の主要なおかずとして定着していたことを裏付けています。

3. 高麗時代 — 仏教と菜食おかずの発達

高麗時代には、仏教が国教として崇上されたことで食生活に大きな変化が生じました。国による殺生禁止令により肉類の消費が極度に制限され、代わりに野菜を調理する多様な技術が発達しました。尹徳人(2012)によると、この時期に様々な山菜や野菜を茹で、油で炒め、醤油で味を調える「ナムル」の調理法が高度化しました。また、寺院を中心に発達した菜食文化はおかずの構成を野菜中心へと精巧に進化させました。

4. 朝鮮時代 — おかず体系の完成

朝鮮時代は、儒教秩序のもとおかずの数と盛り付けが高度に体系化された時期でした。祭礼や賓客をもてなす文化の発達により、お膳立ての規範が確立されました。両班(ヤンバン)の家庭では、身分や礼法に応じて3첩、5첩、7첩、9첩などでおかずの数を分ける「飯床(パンサン)」形式が定着し、王室では12첩の御膳が用意されました。1815年に憑虚閣李氏が著した『閨閤叢書(閨閤叢書)』には、ナムルの和え方、キムチの漬け方、ジョリムやポックムの調理法が体系的に記録されています。

5. 近現代 — おかずの変化と世界的広がり

20世紀以降の産業化と都市化は、食卓の風景を大きく変えました。核家族化や女性の社会進出により、家庭ですべてのおかずを手作りするスタイルから、専門店やスーパーで包装されたおかずを購入する形態へと変化しました。しかし、伝統的な味わいの価値は失われず、むしろ利便性を高めて継承されました。今日のK-foodブームの中で、チャプチェやほうれん草のナムルなどは、世界中でヘルシーな「ウェルビーイング・タパス」として親しまれています。

参考文献

  • 한국학중앙연구원. 음식. 한국민족문화대백과사전.
  • 윤덕인 (2012). 우리나라 전통음식의 조리법과 조리기기의 변천에 관한 연구 2. 한맛한얼, 6(1).
  • 정미선·최경란 (2010). 조선후기 식환경 및 식도구의 상호관계에 관한 연구.
  • 김현수. 한국의 식문화 (강의 자료).
  • 국사편찬위원회 (2011). 한 해, 사계절에 담긴 우리 풍속. 한국문화사 36.